改めての放出候補について

皆さん、おはこんばんにちは。Nポリです。

書きたいネタは山ほどあるにも関わらず、あらゆる面での至らなさが露呈することを恐れ静かにしている今日この頃。

ナポリの補強に関する動きも私に負けず劣らずの静かさ。「きっと水面下で動いているのだろうな」という期待すら抱くことも許されません。

マイナスな報道が割合的にも多かったりするので(ハメスとかね)、やきもきしながら8月を過ごすことになりそうです。

さてさて、一方で選手の放出はどうなのかと。出会いがあれば別れもあるのが世の必然。「あるのが」と打つと、アルノ川が予測変換に出て参りますね。これもまた世の必然。

ということで今回は、ナポリの放出関係に目を向けた記事を書いていこうかなと思います。

いままでのほうしゅつ

いままでのほうしゅつ。なんかほうしゅつして、ほうしゅつすればいいなと思いました。

それでは見て参りましょう。(金額のソースはTransfermarktになります)

ラウール・アルビオル(⇒ビジャレアル €5m)

永年、ナポリのバックラインを支えたいぶし銀のセンターバック。

彼が担っていた役割をどう補っていくのかは、非常に重要な課題になるかもしれません。

アマドゥ・ディアワラ(⇒ローマ €21m)

攻撃では高精度のパスを武器にチャンスを演出し、守備では身体能力を活かしたボール舵手を武器とするセンターハーフ。

今年で22歳とまだまだ伸びしろを残しており、この移籍で出場機会を増加できれば一気に化けるかも。

ロベルト・イングレーゼ(⇒パルマ €2m + €18m)

ザ・センターフォワード。18-19シーズンもパルマでプレーしており、9Gを残している。

買い取り義務が20年の夏に発生するタイプのローン移籍。

カルロス・ヴィニシウス(⇒ベンフィカ €17m)

18-19シーズンは前半をリオ・アベ、後半をモナコでプレー。併せてリーグで10Gを決めた。今年で24歳。ポルトガルの名門チームで結果を残せれば、更なるステップアップも望めるのでは。

マルコ・ログ(⇒カリアリ €2m + €13m)

18-19シーズンの後半にセビージャでプレー。カードコレクターな性質が玉に瑕。それでも能力に疑いの余地はなし。新天地で先ずはプレータイムの確保を目指してほしい。

ロベルト・インシーニェ(⇒べネヴェント €1.5m)

ナポリのエース、ロレンツォ・インシーニェの弟。中々ローン生活から抜け出せず、遂にナポリを離れる一大決心。

イゴール・ラシツキ(⇒ポゴンシュチェチン €0.2m)

存じ上げません。キャリアモードで速攻売ってます、ごめんなさい。

ドライローンに関しては一旦省きます。

あと、ヴィニシウスの移籍金に関しては、いくらかがレアル・スポルト・クルーベに入るらしいです。

これからの放出について

さてさて、では今後の放出においても考えていきましょう。

こちらでもドライローンは無しです。現状、可能性の高い選手を簡単に紹介して参ります。

エルセイド・ヒサイ(⇒トッテナム? €20~25m)

既に退団を明言している1人。17-18シーズンは不動のレギュラーだったが、18-19シーズンは大きくパフォーマンスを落とす形に。守備での安定性を欠いてしまったのが、放出への大きな決め手になったかも。

当初はアトレティコ・マドリーが獲得に興味を示していたが、トリッピアーをトッテナムから獲得。玉突き的に今度はトッテナムからの関心が伝えられている。

ネックになっているのが€25mという安くない要求額。とはいえ、ウチとしても€20mは欲しいところ。ただ、トッテナムのファーストチョイスとして名前が挙がっているかというとかなり怪しく、ある程度の譲歩は必要にも思える。

アダム・ウナス(⇒リール?カリアリ? €20~25m)

アフリカネーションズカップで大きな活躍を見せ、複数クラブからの関心を持たれているアタッカー。ドリブル良し、パス良し、シュート良しと能力の高さに疑いの余地はないが、球離れの悪さとパフォーマンスの波が大きい点は出場機会という点で大きなネックとなっている。

リールが強く興味を示しており、ペペペペペペペペの取引に関係なく獲得を目指しているとのこと。更にログが移籍したカリアリからの興味も伝えられている。

シモーネ・ヴェルディ(⇒トリノ?サンプドリア? €20~25m)

18年の夏に加入した待望のイタリア人アタッカー。とにかくシュートがお上手。個人的には放出に大反対なのですが、あまり良いパフォーマンスが見せれてないのも事実。

トリノとサンプドリアが獲得に興味。ロサーノの加入が決まれば、話に進展はありそう。ただし、ウナスとヴェルディ、どちらも放出は無いかと予想。あるとすればウナスがドライローンで放出された場合。お金のやり繰り的な観点に立つと、現実味を帯びた話となるだろう。

ここまでの収支

簡単にここまでの収支を見ましょう。

収入

詳細は上記の通り

計:€79.7m(20年の夏に支払われる分も入れてます。あと、ヴィニシウスの移籍金も全額Inです)

支出

コスタス・マノラス:€36m

アレックス・メレト:€22m(支払いが19年夏に発生)

ユリフ・エルマス:€16m

ジョバンニ・ディ・ロレンツォ:€8m

ダビド・オスピナ:€3.5m

オレスティス・カルネジス:€2.5m(支払いが19年夏に発生)

マイケル・フォロランショ:€1m(バーリへ)

エウゲニオ・デュルシ:€1m(バーリへ)

計:€90m

はい。ここまで大幅なマイナスです。仮に放出候補3人が予想される最高額で取引成立になるとすると、€53mが浮きます。ロサーノで€40m。ハメスのローンフィーと年俸で€18mになるので、ギリギリ収支がマイナスかなと。しかも、そのうち€31mは20年の夏に支払いが発生なので、19年夏のキャッシュフローで言うと大幅なマイナスです。ヴィニシウスの良く分からん債権問題もあるしね。

難しいのがハムシクの移籍金。これは含めて良いのかしら?ちょっと良く分からんですね。

総論

さてさて、こう見ると今後の放出オペレーションは大きな鍵を握っているのかなと。売却益抜きでナポリが使えるお金って、大体€20~30mくらいのイメージがあります。ハムシクのお金も含めて、ギリギリのラインを攻めているのが分かりますね。

勿論、グラッシとかチチレッティとかマシャシュとか、まだまだ触れてない部分もあるにはあります。ゆーて、併せて€15~20m行けば万々歳です。計算してないので数字の妥当性に関してはご勘弁を。

マーケットを見る上での、一つの参考程度にしてみて下さい。「お金がいつ入るのか/出てくのか」がややこしく、正確な数値からは程遠いかもしれませんが…。

ナポリを見て死ね

SSC.Napoliというサッカーチームのことを中心に、セリエAのことを(そこそこ)満遍なく

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