エースを狙え

皆さん、おはこんばんにちは。Nポリです。

梅雨が明け、本格的に暑さが増してきました。この季節、ジャケットを脱ぐサラリーマンが増えたことにより、満員電車は地獄に地獄を上塗りしている状態です。

さて、一転ナポリに視線を向けますと非常に冷めた空気が漂っています。

理由は明白で、前線の補強について進捗が芳しくない為です。

ディロレンツォもマノラスもエルマスも来ましたが、前線の補強だけがほとんど進みません。

今年の夏は一味違う所を見せていたナポリですが、ここにきて「悪い癖」が顔を出し始めたようです。

ロサーノの場合

ここ最近、全く名前を聞かないのがロサーノ。18-19シーズンが終わるや否や、ナポリの獲得ターゲットとしていち早く名前が浮上し、一部では「個人合意」が囁かれていました。

https://napolist24.amebaownd.com/posts/6415776

そんな話が出てから、優に1ヶ月以上が立ちます。今では音沙汰なしの状態です。一体、何をやっているんでしょうか?

話を聞くところによると、移籍金がネックになっているとのことです。当初の話だと€30m~€40mほどで話が進んでいました。

まあ、€40mでも渋ってたわけですけど。

それが今では€50m~€60mまで膨れ上がっており、ナポリからすると渋るどころの話ではなくなっているみたいです。

勿論、他の獲得候補に目を向けているのもあり、即決が難しいという見方も出来ます。しかし、どうも出し渋っているように見えてしまうのは私だけでしょうか。

ハメスの場合

コパアメリカが終わり、一気に話が進展するだろうという見立てはどこへやら。アトレティコ・マドリー行きの話や、レアル・マドリー残留の話まで立ち上がっているのがハメス・ロドリゲスです。

ナポリ行きの話が全く決まらない理由は至って明白で、ウチのボスがレンタルでの獲得を希望しており一向に譲る気配が無いためです。

レアル・マドリー側からすると、元々構想外の選手なのでさっさとお金に変えたいというのが本音でしょう。経営判断としては至極真っ当です。

また、先日行われたプレシーズンマッチでアセンシオが靭帯をやってしまったため、残留と見る向きも増えてきています。向かい風がビュンビュンです。

ここまでを見ると「だったらつべこべ言わず、移籍金満額出せよ」と言われちゃいそうなので、一応ナポリ側の意図も書いておきます。

それはズバリ、アタッカーの2枚取りです。ハメスに発生する移籍金を何とか他に回そうと、我らがボスは奔走しているのです。中々に図々しいですね。

また、ハメスの取引には20年の夏にナポリ⇒レアル・マドリーの形で、何らかの選手の動きが含まれるのでは?という話もあるようです。対象として見られているのが、クリバリやファビアン。この点も取引成立を難しくしている要因かもしれませんね。

イカルディの場合

本ブログでは全く触れてきませんでしたが、イカルディもナポリのターゲットとして名前が挙がっていました。触れてこなかった理由としては、可能性が中々に低いなと思っていたからです。

インテルからすると、やはり構想外の為どうにか買い手を探している状況といえます。ただ、ナポリとしてはミリクがいるので彼のポジションを本筋にすることは考えていないと思います。ミリクの移籍も話が出ていましたが、それも「イカルディが来た場合」と僕は聞いています。ミリクの放出、絶対に反対ですけどね。

ただ、ここで触れておきたいのはFWの獲得自体は可能性があるんじゃないのってところです。

例えば18-19の冬には、ピョンテクやドルベリの獲得が噂されていました。結果を見れば17得点と悪くない数字を残したミリクですが、当時は最大の補強ポイントと位置づけられていたわけです。

ペペペペペペペペの場合

最後に触れておきたいのが、ここ数週間で彗星の如く名前が挙がってきたペペペペペペペペことニコラ・ペペです。

コートジボワール代表の24歳で、18-19シーズンのリーグ1でリールを2位まで押し上げた立役者(らしい)です。聞くところによると、ドリブルがクソ上手く且つ足がクソ早いとのこと。ロサーノと特徴が似ていることからも、ナポリの方針が透けて見えますね。

さて、ペペペペペペペペに関して気になる移籍金のお値段ですが、なんと€80m。驚高の殿堂ですね。

そもそもこんな金、出せんのか問題は一旦置いておきましょう。夏の暑さはお金の羽振りにも影響を与えるようです。

ペペペペペペペペ本人は未だに意中のチームは明かしておらず、どう転ぶかはまだ分かりません。また、彼の代理人は€5mの紹介手数料を求めているらしいです。○ねって感じですね。

まとめ

この夏、頻繁に名前が出ている選手に関しては、ほぼほぼルーカスしたのではないでしょうか?

全体的な私見を述べると、先ずネックになるのがハメスの取引をどうまとめるのかという点です。買取OPとまでは言いませんが、20年夏に支払が発生する形でまとまればナポリにとってはかなりの朗報です。

ただ、逆風(アトレティコ・マドリー、アセンシオのケガ)が吹き荒れる今、上記の形を成立させるのは中々難しいでしょう。そうなると、残された時間はあってないようなものです。早急に決断を下す必要があります。投じられる額は過去最高になるはずです。誰がナポリに来るのか、期待を胸に残り1ヶ月を過ごすとしましょう。

ナポリを見て死ね

SSC.Napoliというサッカーチームのことを中心に、セリエAのことを(そこそこ)満遍なく

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