本当にサッリ呼ぶの?

おはこんばんにちわ、Nポリです。

ワールドカップがいよいよ開幕して、連日眠気眼を擦りながら出勤・登校しているサッカーファンで溢れている今日ですが。

Nポリさんは睡眠時間絶対確保マンなので、無理のない程度に楽しませて頂いております。

さて。今回は昨シーズンまでナポリを率いていたサッリという監督のお話です。恐らくそんなに長くなることは無いと思うので、皆さん気軽にお楽しみください。

サッリが来て何を得たのか

ナポリというチームにサッリが来たのは今から3年前の夏。

前任のベニテスが作り上げた土台を元に、如何に結果を出すのかがサッリに与えられた主なタスクでした。

サッリが最初に着手した点は、自分の教え子をナポリに引き連れることでした。

ヒサイ、ヴァルデフィオーリ、ジエリンスキ、トネッリ。サッリが来てからのナポリは、補強する選手の大体半分がサッリの教え子です。

これは、サッリの信奉するサッカーがプレーする側からすると非常に難しいという側面もあると思います。

事実、サッリは新戦力を積極的に起用するタイプでも無く、夏のキャンプ後や冬に加入した選手の出場機会は本当に限られたものとなっていました。

それが原因で、ナポリへの移籍を拒む選手もいたぐらいです(ヴェルディとかヴェルディとかヴェルディとか)。

しかし、サッリのやるサッカーは本当に魅力的で面白い。

そんなデメリットを吹き飛ばすものであり、事実3年目には歴代No.1の勝ち点と言う結果も出しました。

コンスタントにヨーロッパの舞台に出場できる、そしてセリエAで優勝争いを演じられているクラブの「今」は、サッリが率いてたからこそだと言っても過言ではないでしょう。

我慢が必要

サッリには時間が必要です。チームを短期間で激変させるような監督ではありません。いつか開く花に期待を寄せ、水を根気よく与え続けなければいけません。

だからこそ私は、サッリと言う監督が「短期的な結果が欲しいクラブ」、つまりは「近年成績が落ち込んでいるビッグクラブ」や「降格候補筆頭のクラブ」には向かないと考えています。

彼が本当に自らの手腕を発揮できる舞台は、「マンネリを打破したい」ようなクラブ、「現状を変えたいクラブ」です。

例えばナポリを例に取れば、「CLの舞台に届くか届かないか、微妙な位置」に毎年いました。そんな「現状」を変えたいからこそ、サッリを招聘したんだと思います。

事実、その結果は今出ています。アンチェロッティを向かい入れたことからも分かるように、クラブの「ブランド力」を上げていくフェーズに突入させたわけです。

そんな「実例」を一番近くで見てきたからこそ、僕は彼の動向に一抹の不安が拭えないわけです。

勿論僕の見立てが外れて、全く違う環境でも遺憾なく力を発揮してくれるのが一番ではあるのですが…。

クラブの功労者である以上、今後も目が離せないのが正直な感情です。


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SSC.Napoliというサッカーチームのことを中心に、セリエAのことを(そこそこ)満遍なく

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