日本の教育に警鐘
はい、皆さんこんにちはNポリです。
今日は今の日本の教育について、自分の考えを述べる場にしようと思います。
皆さんは自分の受けて来た、また今現在受けている「教育」が素晴らしいものだと思っていますか?
日本の教育の特徴として、どんなことが挙げられるでしょうか。僕はその一つに、「均質化・平均化」というものが挙げられると考えています。
どーゆーことかと言うと、良くも悪くも全員が同じような能力を持ち、同じような価値観を有し、同じような人生を歩むことが正しいことなんだと無意識下に植えつけられているのです。
分かりやすい例として挙げられるのが制服です。全員が同じ服を着て、正しい着こなしを強制される。そこに何か個人の「アレンジ」が入ると即座に修正を求められる。髪型だってそうでしょう。通学するために、髪の長さや色に基準が設けられる。全員が同じ髪型になるというような極端なことにはなりませんが、いくらかの制限を施されてしまう。「個性」というものに強い規制がかかる空間なのです。
そしてそれは、授業などにも見受けられると私は考えています。これは実際の私の経験なのですが、まだ習ってない公式や言葉を使用したことによって、先生から「叱られたこと」がある人は少なくないんじゃないでしょうか?
これこそ、まさに「均質化・平均化」です。全員の足並みを揃えさせるために、能力を有するものの成長を阻害し有さないものを積極的に支援する仕組み。これって、おかしくないですか?
日本では、「起業家が育たない・育ちにくい」環境であると言われています。その環境を作り出している一つの原因が私は教育にあると考えています。
「均質化・平均化」を行なった結果、今何が起きているか?ほとんどの日本人の「ライフスタイル」に差異が生じなくなっているのです。
「自分がこれからどうなりたいか」を明確に答えられる人は少ない反面、「自分がこれからどうなるのか」をある程度推測出来てしまう人は多いはずです。
これは決して悪いことではないと思います。国が安定している以上は、国民の大多数が「幸せ」を感じることの出来る仕組みになっていると言えるから。
しかし、だからと言ってそれが永遠に続くことはありえません。どこかで必ず頭打ちに合うのは火を見るよりも明らかでしょう。国の経済や産業等が成長しない原因の一つになってるとも思うし、経済・産業等が発達しない結果としてこれから変化を求められていくと私は考えています。
日本の教育は社会の歯車を生み出すシステムとしては優れている反面、社会全体を大きく動かすエンジンとなる存在が生まれにくくなっています。
この部分をどう解決していくかが課題となっており、国民一人一人が考えなければいけない問題です。
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