【マッチレビュー】セリエA第1節 フィオレンティーナ戦

皆さん、おはこんばんにちは。Nポリです。

遂に、遂に開幕しましたセリエA。

我らがナポリの開幕戦は日本時間で3:45のキックオフ、しかも敵地での対戦と非常に優しくない環境でしたがTwitterを見る限りは中々の盛り上がりを見せてくれました。

さてさて、クソみたいなマッチプレビューは一旦忘れて、開幕戦の振り返りを行いましょう。

試合概要


スタメン

ナポリ

フィオレンティーナ

得点

ナポリ

38' ドリース・メルテンス
42' ロレンツォ・インシーニェ 
56' ホセ・カジェホン
67' ロレンツォ・インシーニェ 

フィオレンティーナ

9' エリック・プルガル
51' ニコラ・ミレンコヴィッチ
65' ケヴィン=プリンス・ボアテング

交代

ナポリ

71' マリオ・ルイ→ファウジ・グラム

72' アラン→ユリフ・エルマス

84' ドリース・メルテンス→エルセイド・ヒサイ


フィオレンティーナ

61' ドゥシャン・ヴラホビッチ→ケヴィン=プリンス・ボアテング

73' ミラン・バデリ→マルコ・べナッシ

78' リッカルド・ソッティル→フランク・リベリー


雑感

先ず言及しなきゃいけない部分は試合中のジャッジでしょう。

この部分に関しては、非常にナポリ優位に働いたと言わざるを得ません。

2点目のPKに繋がるプレーは完全にメルテンスのシミュレーション。試合終盤、ヒサイがリベリを倒した場面もフィオレンティーナへフリーキックが与えられて然るべきだったと思っています。


さて、ジャッジへの言及に関してはこのくらいにしましょう。ジャッジが結果に及ぼす影響は大きかったですが、それ以上に面白い内容の試合でした。開幕戦から計7点入る壮絶な打ち合いが展開されるなんて、誰が予想できたでしょうか?僕は想像も付きませんでした。


ナポリの話からしましょう。序盤は勢いのあるハイプレスにとても悩まされました。自陣でボールを引っ掛ける場面が散見され、何度もピンチを招いていました。ボールの運び方も、とにかく細かいパスでいなして出来たスペースをドリブルで持ち上がる形が多かった印象です。その意味でも、マリオ・ルイが意外に効いていた試合でした(可能性の無いクロスを量産していましたが…)。


一つ気になった点を言うと、センターハーフの組み合わせでしょうか。

今回はアランとジエリンスキを起用していましたが、やはりこの二人だと展開力は多少欠くのかなという印象です。ファビアンを置かない理由は守備的な面だと推測されますが、この配置だとジエリンスキの良さが消えてしまっているかなと。今回はオープンな展開になったので問題なかったかなと思いますが、引いてくる相手の場合は考える必要が出てくるかなと思います。


そしてもう一点。この試合はインシーニェが非常に素晴らしかったです。

2G2Aという数字が全てを物語っているでしょう。いや、それ以上に試合でのインパクトは上でした。18-19シーズンは彼の最適解が中々見つからず、フラストレーションが溜まるシーズンを過ごしました。今節のようなパフォーマンスが継続できれば、それこそ彼を中心に優勝も狙えると思っています。


最後にフィオレンティーナのことを書いてこの記事を締めましょう。率直に言って、非常に手強い相手でした。最後までキエーザは止められず、セットプレーでやられ、ゴラッソを喰らい、と互角以上にやられたなと思っています。特に前線の3枚は、常に脅威となっていました。キエーザは勿論、右のソッティルも積極的な仕掛けでチャンスを作っていましたし、真ん中のヴラホビッチもまだまだ足りない部分はありますが今後に期待を持てる選手かなと思います。


もっと言うと、ここにリベリーとボアテングが加わるわけですよ。ボアテングに関しては、頭を抱えたくなるようなゴラッソを早速お見舞いされました。これから更なるチームへのフィットを見せ成熟度が増していくとなると、セリエA内でも非常に怖い存在として勝ち点を積み重ねていくかもしれません。


何はともあれ、開幕戦で当たれたのはラッキーだったかもしれません。大きく運が味方したのは疑いようの余地が無さそうです。

ナポリを見て死ね

SSC.Napoliというサッカーチームのことを中心に、セリエAのことを(そこそこ)満遍なく

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