18-19シーズンを終えて

皆さん、おはこんばんにちは。Nポリです。

選手採点、とても沢山の方に見て頂けたようで感謝感激です。

調子に乗って、クラブ全体の総括も記事を分けて書こうかと思います。

是非、お付き合い頂けると幸いでございます。

18-19シーズン成績

総括を始める前に、前提の話となる18-19シーズンの成績について見ていきましょう。

開幕前の展望

開幕前は、「CLへの出場権を獲得出来れば万々歳」といった見立てが多かったかと思います。

理由として、監督交代による大きな戦術変更や主力の放出(ジョルジーニョ)を避けられなかったことが挙げられるかと思います。

ファビアン・ルイスやシモーネ・ヴェルディ、ケヴィン・マルキュイの獲得に成功したことは評価できる点だったと思います。

しかし、それでもチームへの不安感を拭いきるには至らなかったというのが正直なところでした。

僕ら自身も現状を過渡期として受け止め、「クラブを次のステージに押し上げる為の種を蒔くシーズン」であることは覚悟の上で18-19シーズンに臨んだと言えるでしょう。

見えてきたチームの課題

シーズンを通して、安定感の無さが一番に目立ったかと思います。これは攻撃面でも守備面でも言えることでしょう。

それぞれ詳しく話させて下さい。

攻撃面で言うと、年明けから「なんでそれが入らないの?」ってシーンが増えました。

「なんでそれが入らないの?」ってシーンが増えたかと思ったら、突然攻撃陣が爆発して大量得点を奪ったり…。

どの試合でも良い形は作れている一方で、コンスタントに得点へと結びつけられる絶対的な得点源が不足していたのかもしれません。ユベカスに大きく水をあけられた一因だと僕は考えています。

続いて守備面についてですが、僕はこっちの方がより深刻な問題だと思っています。

特にピッチをワイドに使ってくるチームには滅法弱い。ボールを左右に動かし、サイドで一対一を作られるとほぼ必ずピンチを招きます。

指揮官もそれは理解しており、今夏はサイドバックの補強に関して毎日のように話題が立ち上っています。というか、今夏の補強第一号がサイドバックです。

上記の2点に関してはアンチェロッティ体制2年目となる19-20シーズンで、システムがチームへ浸透することによって解決してくれればと思います。

パーソナルプロブレム

もう一つ、今のチームは厄介な問題を抱えています。インシーニェを如何にして活かすか?という問題です。18-19シーズンは、この問題に対する解を導くための試行錯誤が繰り返されていたシーズンでした。

17-18シーズンのサッリ体制では押しも押されもせぬチームの中心として、文字通りチームを牽引する存在でした。

この話については、今まで散々述べてきたことなので詳細は省きます。ただ、彼の正しい噛み合わせを見つけることが、ナポリの攻撃陣にとっては一番の補強になると僕は考えています。

シーズンの総括

では、結果として18-19シーズンはどうだったのか?

開幕前の期待値から考えると、上出来のシーズンだったと思います。点数で言うと70点くらいでしょうか。

ちゃっかりと2位の座を死守し、リバプールやPSG相手に堂々たる戦いぶりを見せてくれました。ユベカスにはダブルを食らいましたが。

ただ、この2位と言う結果の背景から目を背けるわけにはいきません。ナポリも含め、ライバルチームたちが軒並み勝ち点を落としてくれたからこその結果です。

事実、スクデットに関してはユベカスの独擅場。他の追随を許さないほど、圧倒的な強さで駆け抜けていました。終盤に大失速してたけど。

また、タイトルの可能性が一番高かったヨーロッパリーグでも、アーセナルにボコされて敗退。タイトルとは縁のないまま、シーズンを終える結果となりました。

巷では、「19-20シーズンに結果が出なければ解任」なんて話が出ています。個人的には水をあげるシーズンになると思っているので、まだまだある程度の我慢は必要だと思っています。ADLは違うみたいですが。

ADLにとっての望む結果がどのレベルなのかは分かりませんが、少なくともシーズン早々にタイトルの可能性が無くなった場合は首が危うくなるかもしれません。

個人的な意見ですが、3年はアンチェロッティ体制を見たいと思っています。

彼の就任時にも述べたことですが、今のナポリは過渡期にある状態です。

この過渡期を乗り越え、欧州でもコンスタントに結果が残せるチームへと進化するためには、彼の力がまだまだ不可欠なはずだと信じています。

ナポリを見て死ね

SSC.Napoliというサッカーチームのことを中心に、セリエAのことを(そこそこ)満遍なく

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